アスペ覚書

当事者

諦める

「だから アスペの人に怒りをぶつけても意味がないのです。アスペを理解すると云うことは どう諦めるかです。
 アイディンティティが 根本的に違うのです。」

アスペルガーを夫に持つ定型女性の書き込みを引用。


私はアスペ側だけど、この内容には深く同意する。アスペと定型発達者は、基本的に分かり合えない関係なんだよね。どれだけ相手の考え方や行動パターンを学習しても、あるいは自分の考え方を相手にコンコンと説いても、決して共感はできないということに気付かされる。そして、結局分かり合うのを諦めるしかない、という理解に至る。


まあ時には両者の意見が一致する事もあるけどさ、ちょうど今示したように。

情報を集めたい人へ

アスペや発達障害についての情報を集めたい人へ。

 

 

2chメンタルヘルス板の当該スレがかなり有効だと思う。

もっともあの場所は“便所の落書き”とも揶揄されている通り、レスの質は玉石混交だ。荒らしや勘違いした人が書いた価値のないレスと、ちゃんと分かってる人が書いた読む価値のあるレスを見分けられなければ意味がない。一見もっともらしく書かれたレスも、実際は的外れな内容だったりする。その真偽が分かるのは当事者や関係者、熟練を積んだ専門家に限られるんじゃなかろうか。逆に言えば当事者らにとっては最高の情報収集の場であると言える。

 

 

発達障害と言われてもぴんと来ない人には、2chでの情報収集はまだ早い。有志がそういう類の情報をまとめて公開して下さっているホームページがいくつかあるので、先にそれを参照するのがよいだろう。

あるいは本を買って読むのも良い。最近は発達障害関連の本も書店に少しずつ増えてきている。慣れてきたら医療関係者向けの書籍に挑むのも良い。難解な内容ではあるが、さらに理解が深まることだろう。

 

 

ただ、そういった正攻法のやり方ではお目にかかれないような斬新で素朴で筋の通った意見が2chの該当スレに行けばいくつも見つかる。当事者なら深く共感し、感動できるはずである。私はしました。